今CDやレコードが売れてるみたいですね。

音楽がダウンロード出来るようになってからソフト面はますます進化している一方で、ハードのプロダクトそのものであるCDやレコードが若者の間で売れているらしいです。

音楽という一つのコンテンツをクロスメディアで楽しめる多様化が進化して広まっているわけです。

オールドとニューメディアのクロスの好例としては他にもアメリカで新聞がデジタル版とのバンドルで10年ぶりに収益アップに転換したというニュースが出ていましたが、アナログな新聞だけでは変わらず減収が続きながらもデジタルとセットにすることで新たな価値に進化する形はこれから他にもいろいろ生まれてくるのでしょう。

ところで新聞にしても音楽にしても、カバーデザインというものがあります。

これはダウンロードであれ基本的にはコンテンツの顔でもあるパッケージの役を担っています。

音楽であればジャケットデザインです。

それは曲を知らなくても聴いてみたくさせたり、曲をビジュアル的にイメージさせてくれたりします。

そのCDジャケットをAR(拡張現実)でプロモーションする事例がユニバーサルレコードの『uView』です。

まずはスマホやタブレットで『uView』アプリを検索するか、以下のリンクからアプリをインストールしてください。

iPhone方はこちら⇒http://bit.ly/SRnq9y

iPadの方はこちら⇒http://bit.ly/SRnq9y

Androidの方はこちら⇒http://bit.ly/OTNpdx

そして以下のCDジャケットにuViewを立上げてかざしてみてください。

どうでしょうか?さすがローリングストーンズって感じのサプライズですね。

音楽のプロモーションはポスターなど印刷だけでなくウェブサイトやソーシャルメディアでも展開されます。

そこでのグラフィックデザインは動きもせず音も発しないのですが、ARカメラをかざすとそこから拡張現実された何かが現れます。ローリングストーンズといえばこちらのロゴですが、ロゴならいろいろなところにプリントされているのでそれらがARのマーカーとなります。

ローリングストーンズを聴いたことがない人でもこのマークは見たことありますよね?これもuViewでかざすと人に見せたくなるくらい驚かせてくれ、実際僕はこうしてブログで皆さんにバズしています。

次は前回も紹介したキッスの20年ぶりのニューアルバムです。

Facebookに流れてきたそのジャケットをARアプリが視聴のトリガーになって、そのギミックがまたオモシロかったこともあり実際に買ってしまいました。

まさにオールドとニュー、そしてオフラインとオンラインのクロスメディアです。

同じくオールドロックからノーダウトです。ジャケットそのものがそのまますぐ歌い出してくれるのですが、若いモバイルユーザーにオールドロックをプロモーションするにはARは向いているのかもしれません。

そしてボンジョビ。こちらもニューアルバムのプロモーションでuViewが使われたのですが、その目的は‘ボンジョビオリジナルアプリ’のインストールと言えます。

このアプリはボンジョビのことが全て分かるポータルアプリになっていて、ライブチケットはもちろんですが、今日Ustreamの始まるといったTwitterのようなメッセージまで届けてくれます。

Facebookページのファンよりもより強いエンゲージメントでつながれるアプリになっています。

このように、CDジャケットごとにかざして見るまで何が出るかわからないワクワクの後にアーティストのスペシャルサイトやキャンペーンサイトに飛んだり、そこからまたアーティストオリジナルのアプリダウンロードなど色々な導線へとつながります。

これは大事なことですが、このuViewはユニバーサルレコードのオリジナルアプリだということです。

そして各アーティストもオリジナルアプリを持っているということです。

ARプロモーションでウェブページにランディングしてもらった場合、ビジター数は通常よりもモバイルユーザーを取込めるので大きく伸ばせると思うのですが、ウェブの場合は一般的に平均PVが2ページ前後で滞在時間も2分前後です。直帰率も60%以上でしょうから、ちょっと見て戻って来ない人が大半となります。運良くブックマークしてもらってもらったりFacebookページやTwitterでフォローしてもらえてもその伝えたい情報量は一気に希薄になります。

そこで、アプリが活きて来ます。

アプリならランディングページに来て興味があるけど後からゆっくり見たい時にだいたいソーシャルメディアのボタン類の並びにあるアプリのボタン一つでダウンロードしておいて後からいつでも何度でも見れるのです。

いつも手にしているスマホやタブレットのホーム画面上にアイコンとしてあるのでブックマークなんかより遥かにリマインダーになってくれます。

しかもメッセージをプッシュで送ることもできるのでメルマガより簡単で効果のあるメッセンジャー役も担います。

特に今回紹介している音楽アーティスはプロモーションビデオがキラーコンテンツでもあるわけですが、YouTubeでは途方もない数と果てしない連鎖でよほどのファンかヒマでないとそれらを見ては回らないですが、アプリならコンテンツ全体が整理されていて、文脈(コンテキスト)をもって見れるので、いつどこから見ても迷子になることもありません。

つまり、ARはトリガーあって、グラフィックデザインを動かすギミック惹き付けておいてそこから何かアクションへ導く企画とアプリへのその後のつながりが大事ということですね。

画にすると以下のようになります。

エスモではマーケティグのAIDMAを「AIDEA」という独自のセオリーで捉えて企画を組み立てます。

なぜARのギミックを使うのか? それはアプリをインストールしてもらうためです。

なぜアプリなのか? それはこれからのモバイル時代ではアプリでなければ選んでもらえなくなっていくからです。

日本でもモバイルユーザーの67%がモノの購入プロセスでスマホやタブレットを検索等に使っているとGoogleのレポートにありますが、更に33%がサイトよりアプリが良いと答えています。

もはや多くのプロモーションにおいてモバイルとアプリを活用しないことは大きな商機を失うことになり得ます。

モバイルからのアクション、そしてアプリからのアクションが増え続けるなか、皆さんも新しいアクションを始めてみませんか?

印刷を動かすStill to MotionのSmotionがARプロモーションをパワーサポートします!

Takashi Tomita/Crossmedia Expert

Smotion Co.